千葉県立船橋特別支援学校様

白板家ローカルモード + タブレット型端末(アプリ:Microsoft OneNote)

導入の主な目的

・肢体不自由のある児童の学習の記録として活用
・タブレット型端末に白板家から転送された板書内容を保存することで、自分で学習内容を振り返ることができるような環境作り
・板書の内容を保存し、授業中の振り返りに活用

導入の背景 (以下ご担当教員の方のコメントです)

本校は、肢体不自由児が主に通っています。肢体不自由とは、四肢に障害があることを言います。実態は様々ですが、中には、上肢に障害があり、字を書くことが難しい児童がいます。そこで、白板家タッチフレームを活用してノートを作ることはできないかと考えました。

本社(中継元)で講師の方が板書している様子

白板家に板書している様子。隣のモニターに白板家ソフト「POT」をインストールしたスティック型PCが接続されています。

活用方法・手順

・黒板またはホワイトボードに白板家を設置し、スティック型PCと接続します。
・スティック型PCは、Microsoft OneNoteに児童のアカウントでログインします。
・児童机上のタブレット型端末も児童アカウントでOneNoteにログインします。スティック型PCから板書のデータをOneNoteに保存すると、タブレット型端末にも同期されます。
・そのまま、板書のデータに合わせて、音声入力で気づいたことやまとめなどを自分で入力します。
・日付ごとに保存されたノートができました。

板書した内容を「白板家」を使ってスティックPCに転送し、OneNoteを使い、児童のタブレット型端末と同期させました

※1:板書した内容を「白板家」を使ってスティックPCに転送し、OneNoteを使い、児童のタブレット型端末と同期させました。
※2:児童が音声入力で記録した部分。誤入力をすることがあるが、「削除」等の操作は教員が行いました。

2カ所に分けて、記録をしたり、教師の板書に合わせて文字を入力したりと、工夫をしてノートを作っていきました。

2カ所に分けて、記録をしたり、教師の板書に合わせて文字を入力したりと、工夫をしてノートを作っていきました。

成果

・タブレット型端末の音声入力機能と白板家を合わせることで、自分でノートを作成することができました。
・タブレット型端末に板書内容等を含めた学習の記録を保存することで、家庭でも復習を行うことができました。

今回ご協力いただいた船橋特別支援学校の皆様、誠にありがとうございました。

※Microsoft OneNoteは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。